PCの動作が重くならないデフラグソフト

今回はPCのデフラグ時にPCの動作が重くて困っているという人のための、
「デフラグ中のPCの動作を邪魔しない」フリーソフト「Smart Defrag」の紹介です。
「Smart Defrag」とはPCが殆ど動作していないときにデフラグを開始し、タスクトレイに常駐して断片化したファイルを少しずつ最適化してくれるといったソフトです。
管理人自身、前記のエントリーではDefragglerを使用していたのですが、今回の「Smart Defrag」は
PCの作業中でもデフラグにてPCの作業を邪魔しないという大きなポイントがあります。
自分も使ってみたのですが、とても便利で使いやすく本当にPCの作業の負担にならない
素晴らしいソフトでした。それでは、詳細は続きから
Smart Defragの概要
ソフト名:Smart Defrag
ソフトの概要:
「Smart Defrag」とはPCが殆ど動作していないときにデフラグを開始し、タスクトレイに常駐して断片化したファイルを少しずつ最適化してくれるといったソフトです。
他のPCの作業中でもCPU使用率やハードディスクへのアクセスが多く発生したときは、Defragが一時停止するので、PCの動作を殆ど邪魔をせずにDefragを可能にするというソフトです。
他にも、複数のハードディスクを並行処理で最適化を行い、PCが殆ど動作していない短い時間でも
無駄なく時間を活用してくれます。
デフラグ機能のほかに、使用頻度の高いファイルやフォルダをより早く読み書きできるよう、当該データをハードディスク外周へ配置する機能も搭載しており、両方の機能をシステムの殆ど動作をしていないときに機能させることも可能です。
作者ホームページ:
http://www.iobit.com/
対応OS:
Windows 7, Vista™, XP, 2000, and Windows Server Editions (32bit and 64bit)
なんと、次期OSのWindows7の動作も確認済みのようです。
当然Vistaでも動作することが出来ますよ。
ファイル容量:約2.8MB
Smart Defragのダウンロード~使い方
それでは、早速Smart Defragをダウンロードして使ってみましょう。
Step1-Smart Defragのダウンロード
まず、「Smart Defragのダウンロードページ」にアクセスして、ページ下部の「Download Now」をクリックしてSmart Defragをダウンロードします。
Step2-Smart Defragのインストール

次に上記のEXEアイコンをクリックします。
Step3-インストール中・・・

上記のように、指示通りにインストールしていきます。
日本語化については、上記も書いたとおりデフォルトで日本語が提供されますので、
特に難しい設定はありません。
Step4-Smart Defragの使い方

次に使い方の説明で、Smart Defragの使い方はとても簡単で、上記のようにドライブを指定して、
「開始」をクリックするだけです。選択する部分は「デフラグのみ」「高速の最適化」「極度の最適化」の三つで、上からデフラグの頻度が低い順に
デフラグのみ
ファイルの配列最適化は行わず、断片化ファイルのデフラグだけを実行します。
高速の最適化
最適なディスク性能を引き出すために空白のスペースを取り除いてデフラグとドライブデータの高速最適化を行います。
※恐らくこの機能が前回紹介した高速のデフラグを行うフリーソフト「Defraggler」と同じ頻度のデフラグを行うと見えます。
極度の最適化
最大限のプログラム性能と長持ちするデータの連続性を引き出すためにデフラグとドライブデータの最適化を行います。この「極度の最適化」を選択すると、最適化の完了までに長い時間を要するかもしれません。
上記三点の中から選択して下さい。
管理人の場合は前回紹介したデフラグソフトのDefragglerにて、デフラグをしましたので、
今回は「極度の最適化」を選択しました。時間に余裕があって、しっかりとデフラグをしたい人にお勧めです。
※前回のエントリーでも解説しましたが、デフラグを沢山するのもハードディスクへの負荷が増えてしまいますので、自分のPCのフラグメント状況(断片化状況)を考慮して、ほどほどに使用して下さいね。
Step5-最適化中・・・

前回の「Defraggler」で最適化したのにも関わらず、まだフラグメントが残っているところを見ると、
「Smart Defrag」ではフラグメント(断片化)の判定も「極度の最適化」ではより深く判定できるようです。
そして、このとき管理人はインターネットに繋いだまま、様々な作業を行っていたのですが、
その作業中の動作は本当に殆ど邪魔されませんでした。本当にびっくりするほど軽いです。
Step6-レポートの結果

最適化の結果2.12%あったファイルの断片化が最適過後には1.93%に減っていました。
結果を見ると「Smart Defrag」も「Defraggler」もしっかりと最適化を行ってくれているということですね。
凄いことです。
Smart Defragのその他の機能について
ここでは、Smart Defragのその他の機能についても紹介します。
自動デフラグ
初めの方で、Smart Defragはタスクトレイ常駐型のプログラムであることは説明しましたが、
Smart Defragには自動でデフラグを開始してくれる機能があります。使い方は簡単で、左メニューの「自動でデフラグ」をクリックして、「自動デフラグを有効」にチェックを入れるだけです。デフォルトでは最初からチェックが入っていますので、特に気にすることはないと思います。
リソース使用率が20%を超えると自動フラグを一時停止
この場合のリソース使用率とはCPU使用率・・・のことでしょうかね・・・?
システムのアイドル状態が5分以上で自動デフラグ開始
システムのアイドル状態とはCPUが殆ど動作していない状態のことを示します。
アイドル状態とは動作を停止している・・・を示すのですが、
実際にCPUが全く動作していないことなどはあり得ないことなので、殆どの場合で「殆ど動作していない」と読み替えて良いと思います。
スケジュール
指定した時間にデフラグが開始されます。ここら辺はwindows 標準のデフラグと変わりませんね。
設定は同じく「デフラグのみ」「高速の最適化」「極度の最適化」の三種類から選びます。
「スケジュール構成」をクリックすれば、さらに細かい時間帯やスケジュールされたタスクの完了やアイドル状態や電源管理(デフラグ終了時にPCの電源を切るか切らないか)などといった、
細かい構成を指定することが出来ます。
オプション-日本語化の設定など
オプションではプログラムの終了時にシステムトレイへ最小化やファイルサイズ以上の断片かをしなくなるなどといった細かい設定などを行えます。
言語の選択はここで行えます。上記にも記したとおり、Smart Defragは日本語のOSにインストールした場合は、自動的に最初から日本語が選択されていますので、日本語化パッチなどは特に必要ありません。
言語を英語などにしたい場合は言語の中から「English」などを選択して下さい。
後書き~簡単な解析
このような、PCの動作を殆ど邪魔をせずにデフラグを行えるソフトというのはとても重宝できますね。
よく、デフラグ中に作業をしている場合はその作業の方がデフラグのせいでどうしても重くなってしまうので、やむを得ずデフラグの作業を中止させて、その後作業を再開するということが多くありました。
しかし、このソフトのおかげでその作業の分の手間が省けたのは時間も無駄にならず有効に使うことが出来るというのがとても有益なところですね。それでは、このソフトの簡単な解析です。
開発環境
Borland Delphi 6.0 ~ 7.0
リンカーバージョン
2.25
システム
Win32 GUI
それでは、ここら辺で「PCの動作が重くならないデフラグソフト-Smart defrag」の解説を終わらせていただきたいと思います。
No title
No title
>こまめにデフラグすれば、HDDの寿命も伸びそうですね!
デフラグについては、フラグメントが起こっており、パフォーマンスの低下しているときに行うのが、一番効果的なようです。
どちらかといえば、デフラグを何回も行う方がHDDに対する負担が大きいようですよ。
自分のように先日違うツールを使ってデフラグしたのに、またデフラグを行うのはちょっと失敗したかな~と後悔しています^^;
やはり、PCは大切に扱いたいですからね。
>空き領域を整理するので、場合によっては、
セキュリティ的にも良いのかもしれませんね。。(^^)
そうですね~、自分のように10GB以上の空き容量が増えるというのは嬉しい誤算でした。この数十GBはどこで消費しているのかな~?と疑問に思っていたのですが、コレで少し疑問が解決したので良かったですよ。
このような素晴らしいソフトウェアがどんどん開発されていくのは楽しみなことですね。
自分もいつかこんなソフトウェアが作れるようになりたいものです・・・
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HDDの寿命も伸びそうですね!
空き領域を整理するので、場合によっては、
セキュリティ的にも良いのかもしれませんね。。(^^)